大和国一宮・三輪明神 大神神社

薬の神様と鎮花祭(ちんかさい)

 『日本書紀』によれば、ご祭神は少彦名神と共に病気を治す道を定められたとされ、医薬の神様としても知られています。
 また第10代崇神天皇の御代に疫病が大流行した際に、ご祭神の神示のま
にまに子孫である大田田根子命を神主にしたところ、疫病が治まった故事から疫病除けの神様としても尊崇されるようになりました。
 疫病を鎮めたご祭神のご神威を仰いで始まったとされるのが鎮花祭で、古く『大宝律令』には国家の祭祀として、大神神社と狭井神社の二社でこの祭典を行うことが規定されていました。春に桜の花が開く頃、花びらの飛散に乗って疫病が広まる為に、花鎮めの祭典を行って疫病流行を防ぐとされたのです。現在は毎年4月18日に鎮花祭が執行され、製薬関係者、医療関係者が多数参列されます。
 また祈祷殿から狭井神社へ向かう参道は製薬業者から奉納された薬木が植えられ「くすり道」と呼ばれています。

トップページへ