大和国一宮・三輪明神 大神神社

摂社 檜原神社(ひばらじんじゃ)

檜原

(ご祭神)
天照大神若御魂神(あまてらすおおかみのわかみたまのかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冊尊(いざなみのみこと)


(由 緒)
神武天皇以来、皇居内で祀られていた「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」のご神威をかしこんで、第10代崇神天皇は皇女の豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)に託して、天照大御神を「倭笠縫邑(やまとかさぬいむら)」遷し祀られたと『日本書紀』は記しています。この倭笠縫邑が桧原神社で、後に伊勢の地に天照大御神が遷られた後も祭祀が続けられ、この場所は元伊勢と呼ばれてきました。
桧原神社にはご本社と同じく本殿がなく、三ツ鳥居を通して榊の木と磐座の神座を拝むという原初の神社の形式をとっています。また、左方には天照大御神の初代の斎宮(いつきのみや)になられた豊鍬入姫命を祀る「豊鍬入姫宮」が鎮座します。
境内からは遠く大和三山や二上山が一望でき、春分・秋分の時期にここから見る二上山への落日はすばらしいものがあります。
例祭日2月15日


アクセス
大神神社から山の辺の道を天理方面へ約20分

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